今回ご紹介するのはプレミアム アウトドア ミニバン V220d マルコポーロ Fenixスクラッチガードの施工になります。
近年のアウトドアブームに加え、コロナ禍において密を避けてレジャーを楽しんだり、テレワークなどの場として需要が高まっているキャンピングカー。今回お客様はいろいろと走るので、飛び石などからオリジナル塗膜を守りたいという事で、Frバンパー、Frフードの施工をご依頼いただきました。ありがとうございます。
Fenix Scratch Guard(フェニックス スクラッチガード)はスプレーで塗装するペイントプロテクションフィルムです。
一般的なお車の膜厚は約100μm程しかなく、その中でもクリア層は約40μm程度と言われております。Fenixスクラッチガードはスプレーで吹き付けと乾燥を約16回繰り返し行い、約150μm~200μmもの膜厚を持つ特殊フィルムを形成します。この膜厚によって飛び石などからボディをがっちりガード致します。
万が一、塗装まで達するキズが入った場合は剥がす事も可能ですが、独自の自己修復(セルフヒーリング)機能によりフィルムに付いた多少の細かなキズは約70~80℃の熱を加えるとほとんど目立たなくなります。また、ポリッシャーによる研磨も可能なため、綺麗な状態を長期にわたり維持できるので、剥がす必要はほとんどありません。
【 施工前の膜厚 117μm 】 【施工後の膜厚 351μm】
まず、施工箇所の塗膜の状態確認をし、施工面を綺麗にします。この時、コーティング施工車はコーティング被膜が密着不良の原因になる為、ポリッシャーとコンパウンドを使って磨き落とします。
表から見た目では施工しているかが分からない様に、バンパー、ヘッドライト等を外します。
さあ、塗装ブースに入れて施工スタート。施工しているかが分からない様にする為、丁寧にマスキング作業を行います。
Fenixスクラッチガードは透明な物を約16回吹き付けと乾燥を繰り返し行い約200μmの厚みを持つ特殊フィルムを形成していきます。スプレータイプの為、複雑な形状も継ぎ目なく施工できます。
施工後、加熱乾燥を行い塗膜をしっかり硬化させ、塗膜に付いたちょっとしたゴミなどを取って磨き作業を行い艶感を高めていきます。その後、施工箇所にコーティングを行い、取り外した部品を組み付けて完成です。
完成した状態をご覧ください。スプレー式の為、複雑な形状も継ぎ目なく施工が可能。シビアな目で見ても施工しているかが分からないぐらいの自然な仕上がり。ちょっとした小傷などは磨き作業で除去できます。コーティングも上から施工出来ます。
飛び石対策でプロテクションフィルムをご検討中のお客様は「わたびき自動車」にお任せください。