本日は「Porsche 718 Spyder」のFenix Scratch Guard施工が完成致しましたので、ご紹介致します。
Fenix Scratch Guard(フェニックス スクラッチガード)はスプレーで塗装するペイントプロテクションフィルムです。
一般的なお車の純正塗装の膜厚は約100μm程しかなく、その中でもクリア層は約40μm程と言われております。
Fenix Scratch Guardはスプレーで約16回塗って~乾燥させてを繰り返し行い、約150μm~200μmの膜厚を形成させます。この膜厚によりオリジナルの塗装を強力にガードします。 万が一塗装まで達する傷が入った場合は剥がす事も可能ですが、従来の剥がせる塗料やプロテクションフィルムとは違い、傷が入った場合でもポリッシャーによる研磨で修復が可能な為、綺麗な状態を長期に渡り維持できるので、剥がす必要はほとんどありません。
≪ 施工前の膜厚 ≫
≪ 施工後の膜厚 ≫
今回の施工依頼は人気の施工箇所フロントバンパー、フロントフード、左右フロントフェンダー、左右ミラー、左右サイドステップです。
表からの見た目では施工しているかが分からない様に仕上げる為、フロントバンパー、左右ステップカバーなどは脱着分解し、細部までプロテクションフィルムを綺麗に施工していきます。スプレー式の為、複雑な形状も継ぎ目なしで施工することが出来ます。
バンパー、ヘッドライトが外れた状態です。ここからは板金塗装の塗装作業と同じく、丁寧にマスキング作業を行い細部まで綺麗に仕上げていきます。
Fenixスクラッチガードはプライマー層 4回、ベース層 8回、トップ層 4回の計16回塗って~乾燥を繰り返して約200μmの膜厚を持つ特殊フィルムを形成していきます。16回もの回数を吹かなければいけないので、ペインターは塗面にゴミが付かないよう細心の注意を払って塗装しています。
施工後、しっかり熱をかけて塗膜を乾燥させます。
しっかり乾燥させた後、さらに艶感を上げる為に丁寧に磨き作業を行っていきます。その後取り外した部品を取り付けて完成です。
継ぎ目が無いため、見た目にもプロテクションフィルムをどこの部分に施工しているかが分からないぐらい自然な仕上がりです。お客様の愛車を飛び石などから保護するアイテムの一つになれば幸いです。飛び石対策でプロテクションフィルムをご検討されているお客さまは「わたびき自動車」にお任せください。
今回の施工箇所
フロントセット(Fr.バンパー/Fr.フード/左右Fr.フェンダー)¥473,000(税込み) 左右ドアミラー¥46,200(税込み) 左右ステップカバー¥220,000(税込み)合計 ¥739,200(税込み)