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AMG G63 Fenixスクラッチガード施工(マットプロテクション)

今回は「AMG G63 マヌファクトゥーア エディション」のFenixスクラッチガード マットプロテクション施工が完成致しましたのでご紹介致します。

≪ 完成時 ≫

「マヌファクトゥーア エディション」とは、もともとAMG G63には設定のない特別なボディーカラーを採用した限定バージョンです。今回は「マグノダークオリーブグリーン」というマットカラーを纏った迫力の1台で、お客様はオリジナルのマットカラーの塗装を保護したいという事でFenixスクラッチガード マットプロテクションを施工致しました。弊社のご利用誠に有難うございました。

今回お客様のご要望と致しまして、ボディ全体をFenixマットプロテクションで施工。ブラックの部分全てを「マグノナイトブラック」にFenixカラーチェンジで施工。という内容になります。

≪ ご入庫時 ≫

Fenixスクラッチガード はスプレーで塗装するペイントプロテクションフィルムです。ベース層(プライマー層+ベース層)トップ層の2層構造で形成されトップ層とベース層の間にカラー塗装層(※水性塗料に限る。)を加えることにより、あらゆるお好みのカラーにチェンジ可能。また、トップ層にFenix マットプロテクションを施工することにより、マットカラーにチェンジすることも可能です。

通常のフィルムタイプでは施工不能だった形状でも美しく施工可能。また、スプレータイプなのでどんな形状にも継ぎ目なしで施工する事ができます。

表からの見た目では施工しているかが分からない様にする為、施工するパーツを取り外して作業を進めていきます。

その後施工箇所の塗膜の確認、清掃を行います。通常コーティング施工車はコーティング被膜が密着不良の原因になる為、ポリッシャーとコンパウンドでコーティング被膜を磨き落とすのですが、今回はマットの為、磨くことが出来ません。そのため洗剤とプレソルを使って丁寧にコーティング被膜を落としていきます。

その後、塗装ブースに入れて丁寧にマスキング作業を行い施工スタートとなります。

表からの見た目では施工しているか分からないように仕上げる為、マスキング作業にはとても時間がかかりますが、この丁寧なマスキング作業が仕上りを左右しますので手が抜けません。

Fenixスクラッチガードは透明な物を約14回吹き付けと乾燥を繰り返し行い約200μmの厚みを持つ特殊フィルムを形成していきます。

そのため作業者は微細な塵、埃などが付かない様細心の注意を払って作業しています。このシビアな作業が仕上りを左右しますので、気を抜けません。

スプレータイプの為、複雑な形状も継ぎ目なしで施工することが出来ます。

レンズ類はクリアープロテクションで仕上げていきます。

ブラックのパーツは全て「マグノナイトブラック」にカラーチェンジ致します。エンブレム類も同様に施工致します。

一般的なお車の純正塗装の膜厚は約100μm程しかなく、その中でもクリヤー層は約40μm程と言われております。Fenixスクラッチガードは14回吹き付けと乾燥を繰り返し行い約200μmの膜厚を持つ特殊フィルムを形成していきます。この膜厚によりオリジナルの塗装をがっちりガードします。

≪ 施工前の膜厚 109μm ≫

≪ 施工後の膜厚 347μm ≫

まず全てのパーツを一度グロス(艶有)の状態で終わらせ、加熱乾燥させ塗膜をしっかり硬化させます。

加熱乾燥後、足付けをして更にマットクリヤーを2回塗装致します。マットの場合、ゴミが付いたら磨くことができないので、艶有で仕上げる時よりも更に作業者は神経を使います。とてもシビアな作業になります。

≪ マットクリヤー塗装前 ≫

≪ マットクリヤー塗装後 ≫

今回マット仕上げの為、磨き作業は無いので、取り外したパーツを取り付けていきます。

マットはちょっとしたキズでも磨くことが出来ない為、マットで仕上がったパーツの取り付け作業は非常に気を使う作業になります。

全てのパーツの取り付けが終わりましたら、ボディ全体を清掃してコーティング剤を塗布いたします。

コーティング剤をムラ無く拭き取って乾燥させたら完成となります。仕上がった状態をご覧ください。マットの質感も良くオリジナルの様な自然な仕上がりになっております。

エンブレム及びブラックの部分は全て「マグノナイトブラック」にカラーチェンジ致しております。

完成後は弊社積載車でお届けに上がります。

飛び石対策でプロテクションフィルムをご検討のお客様は「わたびき自動車」にお任せください。

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