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日産 スカイラインGTR(R33) 下回りドライアイス洗浄及び防錆塗装

今回ご紹介する内容は日産スカイラインGTR(R33)下回りのドライアイス洗浄及び防錆塗装になります。

今回お客様は雪国の方で走られていたお車をご購入なさり下回りの洗浄と防錆塗装をしたいと弊社にご依頼が御座いました。弊社のご利用誠にありがとうございます。

まず、リフトで上げて下回りの状態の確認を致します。

結構、錆が酷い状態が確認出来ました。また、錆の上から塗装されている為、あちらこちらでシャーシブラックが剥がれているのが確認出来ました。

まず、ドライアイス洗浄で付着している汚れ等を除去していきます。

付着物が取れて錆の具合を確認することが出来ました。

ドライアイス洗浄はサンドブラストのように母材を削るまでの力は無く、錆を完全に除去する事はできません。錆を完全に除去するとなるとパーツを外して一つ一つサンドブラスト等を当て、穴が空いてしまった箇所は穴埋めをしたりと下回りのレストア作業になってしまい費用と日数がとても掛かってしまいます。

今回は錆を出来る限りドライアイスで除去し、錆転換剤を錆の部分に塗布し錆の進行を極力抑え込みます。その後、中空部・パネルの合わせ目等の部分に浸透性防錆剤を流し入れます。

最後にボディ下回りのマスキングを丁寧に行い、全体を防錆アンダーコート(ブラックタイプ)、アルミの部分は防錆アンダーコート(クリアータイプ)を塗布して完了となります。塗装前のマスキング作業がとても大変です。

完成した状態になります。

今回の様な処置をしないで放置していれば、やがて錆が進行し下回りの腐食が酷くなって朽ちてしまうと思います。そこで、完全に錆の除去までは出来なくとも上っ面の赤錆を除去し、転換剤で進行を抑え、防錆アンダーコートを行う塗布する事で延命は出来ると思います。

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