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ポルシェ997GT3 下回り・ホイールハウス・エンジンルーム ドライアイス洗浄

今回ご紹介する内容は「ポルシェ997GT3」の下回り・ホイールハウス及びエンジンルームのドライアイス洗浄になります。海外などのディテーリングショップでは以前から行われているドライアイス洗浄、日本ではまだまだ認知度が低くあまり知られておりません。

今回お客様は、以前から「ドライアイス洗浄」にご興味があり、お車ご購入の時リフトで下回り等も確認済みで綺麗という事も承知。それでもドライアイス洗浄を是非したいという事で弊社をご利用いただきました。誠にありがとうございます。

弊社が導入したドライアイス洗浄機はグリーンテックジャパン社 「ドライアイスパワー GT-110M」になります。色々なアタッチメントを駆使して出来るだけ奥まった部分の汚れまで綺麗にしていきます。

ドライアイス洗浄は圧縮空気を利用してドライアイス(3mmペレット)を高速噴射する事により付着物(汚れ)を除去します。

≪ 剥離の原理 ≫

① 付着物にー79℃のドライアイスを噴射する事により表面温度が急激に低下し、熱収縮(サーマルショック)によって付着力が弱まり

② 付着物の隙間にドライアイスが入り込み、約750倍の体積膨張が発生して付着物(汚れ)が剥離します。

サンドブラストのように母材を削るまでの力は無く、ドライアイスの熱収縮と体積膨張という特性を利用して汚れを落としていきます。その為、母材を傷つける心配はございません。またドライアイスは衝突すると液体にならずに固体から気体に昇華し大気に消え、付着物のみが残ります。

まず、リフトで上げて下回りの汚れの確認を行います。ほとんどアンダーカバーで覆われている為、アンダーカバーを外して確認致します。

お客様の仰ってた通りとても綺麗な状態でした。ドライアイス洗浄でどこまで綺麗になるかちょっと心配ですが洗浄を始めていきたいと思います。

ドライアイスの特性、-79℃のドライアイスを高速に吹き付けることにより表面温度が急激に低下し、熱収縮によって付着している汚れの付着力が弱まり、汚れの隙間にドライアイスが入り込み0℃の時に固体から気体へと昇華する際に元の体積の約750倍に膨らみその体積膨張力によって汚れを剥がし落とします。

元々綺麗でしたが、ドライアイス洗浄することにより汚れや埃が取れて更に綺麗に明るくなったと思います。

≪ 洗浄前 ≫ 

≪ 洗浄後 ≫

フロアーパネルも埃が取れ清潔感があります。特にパイピングやクランプ類などが綺麗になったと思います。

ホイールハウスも同様に洗浄いたします。

付着していた汚れが取れて綺麗になりました。

≪ 洗浄前 ≫

≪ 洗浄後 ≫

アンダーカバー類、インナーカバー類もドライアイス洗浄していきます。

洗浄後の状態をご覧ください。元々が綺麗で洗浄しても代り映えしなかったら…と心配でしたが、付着していた汚れや、埃が取れて更に綺麗になりお客様にも喜んでいただけました。

見えない所も綺麗にしたい」「一度綺麗にして長く乗り続けたい」等、ドライアイス洗浄をご検討のお客様は「わたびき自動車」にお任せください。

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