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ポルシェ992GTS SPPF(スプレー ペイント プロテクションフィルム)施工

今回ご紹介するのは「ポルシェ992GTS」のSPPF(スプレーペイントプロテクションフィルム)施工になります。施工箇所はボディー全体のフルプロテクションです。

今回のお客様は弊社Youtubeをご覧になって施工のご依頼をいただきました。弊社のご利用誠にありがとうございます。

SPPFはスプレーで施工するタイプの剥がせる透明保護塗料です。施工はゴミやホコリの付着を避けるため専用の塗装ブース内で行われ、ボディーに吹き付けられた塗料は十分な乾燥時間を経て分厚いフィルムへと変化します。

表から施工しているのが分からない様にする為、施工するパーツを取り外していきます。そして、施工するパーツの塗膜の状態の確認と清掃を行います。この時コーティング施工車の場合、コーティング被膜が密着不良の原因になる為、ポリッシャーとコンパウンドを使って磨き落とします。

その後、塗装ブースに入れてマスキング作業を行います。表から施工しているのが分からないようにしなければならないので、丁寧に行います。

SPPFはスプレーで施工するプロテクションフィルムです。衝撃吸収層・密着層・クリアー層の3層構造。一般的なお車の膜厚は約100μm程しかなく、その中でもクリア層は約40μm程度と言われております。SPPFはスプレーで吹き付けと乾燥を約12回繰り返し行い、約150μm~200μmもの膜厚を持つ特殊フィルムを形成します。この膜厚によって飛び石などからボディーをがっちりガード致します。

≪ 施工前の膜厚 121μm ≫             ≪ 施工後の膜厚 387μm ≫

レンズ類も施工致します。

施工後、加熱乾燥を行いフィルム被膜をしっかり硬化させます。

すべての施工と加熱乾燥が完了したら、磨き作業を行います。

塗面に付着したちょっとしたブツなどを除去し、オリジナルの肌に極力近づけてプロテクションフィルムを施工しているのが分からないように肌を調整致します。

一通り磨いたら、取り外したパーツを付けていきます。

取り付け作業が終わったら、仕上げ磨きを行い最後にコーティングをして完成です。

完成した状態をご覧ください。

スプレータイプの為、複雑な形状も継ぎ目なしで施工可能。またライト類もクリヤータイプで施工致しております。塗り肌も自然な感じでどこを施工しているかが分からないぐらいに仕上がっております。

今回ちょっとバタバタしておりまして、いろいろな場面・箇所を撮っておらず完成の写真が少なくなってしまい申し訳ございませんでした。ご納車後、お客様からの喜びのメールもいただき誠に嬉しい限りです。

飛び石対策でプロテクションフィルムを検討のお客様は「わたびき自動車」にお任せください。

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