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ポルシェ認定BP工場のこだわり

近年、クルマ自体の進化と同時に「修理」も高度化しており、輸入車メーカー各社ブランド品質管理の一環でBPショップにおいても厳しい基準を設けて工場を選別し始めています。私共「わたびき自動車」は2021年6月にポルシェジャパンが定めるボディショップ認定を取得しました。認証取得により、更なる高品質で安全性の高いボディ修理を目指し、常にお客様にご満足いただける仕事をするため、社員一同日々努力して参ります。

◇ ポルシェ認定BP工場とは?

ポルシェBP認定とは、ポルシェが承認する修理設備・機器の保有や、専門の知識・技術を要する作業者の在籍などを監査し、メーカーが定める基準に則った修理が可能なBP工場を認定する制度。世界的な認証機関テュフ・ラインランド・ジャパンが監査を務めている。
ポルシェの骨格修理は専用の設備および専門の知識と技術を満たしている作業者が在籍している「ポルシェ認定BP工場」以外では行う事は出来ません。
昨今の自動車はボディを形成する素材に従来のスチールに加え、アルミやマグネシウム、CFRPなどボディ素材複合化が進み、その修理の際の接合方法も、従来の溶接接合ではなく、リベットと接着剤を併用する接着接合で行います。

特殊工具

ニューマチック/ハイドロリックブラインドリベッター各自動車メーカーは製造時にリベットの適用を大幅に増やしており、アルミの使用が多い欧州車の補修作業においてリベッターは不可欠となっています。現在、自動車のボディ構造は軽量化や運動性能向上のためにアルミニウムが多用されています。アルミ同志の接合や複合素材ボディ(アルミ+スチール等)では従来のスポット溶接が出来ずリベット+接着剤による接合方法になります。

指定塗料

ポルシェの指定塗料として、スタンドックス、RM、PPGのいずれかの水性塗料を使用してなければいけません。当社はRM ONYX-HD(水性塗料)を使用しています。周辺環境、作業者の健康面もしっかりと配慮しなければいけません。

◇ ポルシェ プロテクションフィルム(Fenixスクラッチガード)

近年、高級車・スーパーカーを中心に普及が進んでいるペイントプロテクションフィルム。ペイントプロテクションフィルムとは車の塗装面を保護するために開発された特殊保護フィルムです。その中でも、当社が導入しているFenixスクラッチガードはスプレーで施工するペイントプロテクションフィルムです。※タイのポルシェセンターバンコクで正式採用されています。

フィルムの継ぎ目がない

スプレー式の為、複雑な形状のバンパーでも継ぎ目なく施工することが出来ます。継ぎ目が生じない為、見た目ではフィルムを貼ってあることが分からないぐらいの自然な仕上がりになります。

ストライプ,デカール等の保護

ボディに貼ったデカールやストライプなどの上に施工することによって、より一体感を出せるほか、段差による汚れの軽減や剥がれ防止、退色抑制にも効果的です。

カーボンパーツの保護

Fenixスクラッチガードは耐紫外線性にも優れており、飛び石からの保護の他カーボンパーツの紫外線による劣化を防ぐ効果もございます。

カラーチェンジも可能

Fenixスクラッチガードはプライマー層・ベース層・トップ層の3層構造。また、ベース層とトップ層の間にカラー塗装層(※水性塗料に限る)
を入れる事によりお好みのカラーにチェンジすることが可能になります。また、トップ層はグロスとマットどちらでもできます。

◇ ポルシェ ボディコーティング

ボディーコーティングはコーティング前の下磨きが重要になります。弊社は20年以上磨き・塗装に従事したベテランの職人が塗膜状態を診て丁寧に磨き作業を行い、その後塗装ブース内でコーティング剤を塗って丁寧にムラの無いよう拭き取ります。最後にブース内で加熱乾燥してコーティング被膜をしっかり形成させます。

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