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アルファロメオ ジュリアGTAm SPPF(スプレーペイントプロテクションフィルム)施工

今回は、世界限定500台の「アルファロメオ ジュリアGTAm」のSPPF(スプレーペイントプロテクションフィルム)施工になります。施工箇所はフロント廻り(Frバンパー、Frフード、左右Frフェンダー、左右ヘッドライト)、左右ステップカバー、ルーフ、リヤスポイラーなどのカーボンパーツ全てになります。

SPPFはスプレーで施工するタイプの剥がせる透明保護塗料です。施工はゴミやホコリの付着を避けるため専用の塗装ブース内で行われ、ボディーに吹き付けられた塗料は十分な乾燥時間を経て分厚いフィルムへと変化します。

SPPFは通常の貼るフィルムのような糊による「接着」ではなく、柔軟性のある特殊塗料が乾燥する過程で収縮し、ボディに吸い付くように「吸着」するメカニズムで愛車を飛び石や擦り傷から守ります。そして、剥がしても糊が残らず、オリジナル塗膜を痛める心配がございません。

表から施工しているのが分からない様にする為、施工するパーツを取り外していきます。

次に、施工するパーツの塗膜の状態の確認と清掃を行います。この時コーティング施工車の場合、コーティング被膜が密着不良の原因になる為、ポリッシャーとコンパウンドを使って磨き落とします。

その後、塗装ブースに入れて丁寧にマスキング作業を行い施工スタートです。

SPPFはスプレーで施工するプロテクションフィルムです。衝撃吸収層・密着層・クリアー層の3層構造。一般的なお車の膜厚は約100μm程しかなく、その中でもクリア層は約40μm程度と言われております。SPPFはスプレーで吹き付けと乾燥を約12回繰り返し行い、約150μm~200μmもの膜厚を持つ特殊フィルムを形成します。この膜厚によって飛び石などからボディーをがっちりガード致します。

スプレータイプの為、複雑な形状も継ぎ目なく施工できます。また、耐UV性にも優れている為、紫外線による劣化を防ぐ効果もありますので、カーボンパーツの保護にも適しております。

ヘッドライトも同様にクリアープロテクションフィルムで施工致します。

施工後、加熱乾燥を行いフィルム被膜をしっかり乾燥させます。

乾燥後、磨き作業を行います。塗膜に付着したちょっとしたブツを取り除き、塗り肌を調整し、艶感を高め、出来る限りオリジナルの肌に近づけていきます。

その後、取り外したパーツを付けていきます。最期に仕上げ磨きを行って完了となります。

完成した状態をご覧ください。

スプレー式の為、複雑な形状も継ぎ目なく施工が可能。シビアな目で見ても施工しているかが分からないぐらいの自然な仕上がり。ちょっとした小傷などは磨き作業で除去できます。コーティングも上から施工出来ます。

また、「貼る」フィルムとは違いエッジ部分が無い為、汚れが溜まる心配もございません。耐UV性にも優れている為、紫外線によるカーボンの劣化を防ぐ効果もありますので、カーボンパーツの保護に最適です。

デカールの上から施工できるので、より一体感を出せる為、段差による汚れの軽減やデカールの保護にも効果的です。

飛び石対策でプロテクションフィルムをご検討のお客様は「わたびき自動車」にお任せください。

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